2014年3月24日月曜日

IPA研究所秘話①【monologueのラジオコント】

IPA研究所をご存知ですか?知らない。そら当然です。むしろ知らなくて結構です。

それはナンセンスで、厄介で、はたで見ていて腹立たしいことこの上ない研究所なのですから。

なんてのも不親切ですから、すこしだけ研究所の紹介をしましょうか。

研究所を運営するのは実績なき天才・ホペランディ教授。

独創性と高いIQを持ちつつ、社会に適さないキャラクターのため学会からつまはじきにされている。
野心は高く、いつか世界中の賞賛を浴びることを夢見て、思いつきで研究・実験・失敗を繰り返しているのでした。

かわいそうなのは助手のモーデュス君。
学生時代に教授の論文を読んで感激。研究所の門を叩くが、「こんなはずじゃなかった」が正直なところ。
しかしそろそろ転職したい。たいへん優秀ながら、不景気のためなかなかうまくいかない。


そして今日も、教授の迷惑な思いつきが炸裂するのでしたとさ【続きはラジオで】



 
と、いうわけでmonologueラジオコントはじめました。
研究所の次回作は忘れたころにお送りいたします。



え?IPAってなに?



2014年3月20日木曜日

monologue archives Vol.0〜2!



「そもそもmonologueってなに??」

いい質問です。まず、フリーペーパーです。

「どんなフリーペーパーなの?」

A4判型フルカラー4P構成の“ひとりごと”をモチーフとしたフリーペーパーです。
1号につきワンテーマ。そのテーマにつき、“ひとりごと”らしくあらゆる側面・アプローチから考察する。あるいはボヤく。
それがmonologueです。

「やっぱりピンとこないんですが…」
それならバックナンバーをご覧いただくのが早いんじゃないか!

というわけでVol.0〜2まで公開します。
テキストまで読んでいただきたいので誌面を最大限にさらします(照)。
※PCでの閲覧を推奨いたします。


▼Vol.0「ひとりごとを遊べ!」
「ひとりごとを遊べ!」。monologueの礎です。






▼Vol.1「夏2009」
…みんな、好きでしょ夏。








▼Vol.2「お金とおかいもの」
みんな、ホントのとこどうしてるの?








…と、まあこんなフリーペーパーです。
確固たる主義主張や、斬新な表現は期待しないでください。
そのかわり自由で、適度に明るくて、ここにきたら何となく気が晴れる。
そんなフリーペーパーでありたいです。ヨロシクッ。

ついでに告知もしちゃいます。
次号は初夏発行予定。テーマは”香り”でお送りします。


2014年3月14日金曜日

monologueゲット大作戦その5〜渋谷と恵比寿の真ん中で会いましょう!<頭バー>

じつは無謀にもmonologue、here is zine tokyo8に応募しました。
おそらく来週、再来週あたりに結果がわかります。いまのところ、春待ち夢気分でおります。

さて、こんなところにも置いてもらっていますよ。



明治通り沿い、恵比寿と渋谷のちょうど真ん中に突如現れる一軒家。
なんだか非現実的な外観…。おとぎ話みたいです。


それがひとたび足を踏み入れますと、音楽がお出迎え!

ここは頭バー。ほぼ毎晩ユルめのDJイベントが行われています。
※この夜はmonologueにて音楽×食コラムを担当してくれたクリエイター・canaco kawamuraによる“totetita project”。
超絶ゴキゲンなDISCOナンバーを春一番とともにお送りしておりました。



なぜかルーロー飯が名物。本場のレシピを再現しているそうです。おかわり!!

DJセットの背後の窓からは、渋谷川が見えるのでうっかりリゾート気分にご注意★
まあ、いいか。音楽と水面の煌めき(それとルーロー飯!)があればじゅうぶん楽園です。



頭バー
東京都渋谷区東2-24-1
http://www.zubar.jp/


2014年3月5日水曜日

印刷工場へいってきました!【ひ・と・り・あ・そ・び ※ある意味】

monologue Vol.3が届いたとき。
「ほんとうにできあがったんだなあ」としみじみ思ったのは、インクのにおいを嗅いだときです。

 すりたての印刷物のにおいは、生々しくて愛おしく、胸がしめつけられるよう。
 ……なんならすってる現場行っちゃう……!?
 


さっそく行ってきました。
Vol.3もおせわになりました印刷通販ユアプレスさんが開催する工場見学へ。


場所はJR浮間舟渡駅から徒歩10分。日経印刷さんが運営するグラフィックガーデンという印刷のための施設。



おお…立派…。
延べ床面積3,600坪! 1階から4階まで印刷にまつわるすべてのサービスがここで行われているのです。
ワクワクが止まらないッ。

それでは。ユアプレスさんについての説明をすこし。

母体は前述の日経印刷さん。東京オリンピックの年に創業した印刷会社です。
DTPから発送まで印刷関連の業務を一貫しておこなう「ワンストップサービス」が特長(希少なんですよ!)。
これにより短い納期と低価格でのサービス提供を実現しています。ありがたい話です。

そしてユアプレスさんは日経印刷さんのインターネット受注部門です。
WEBで受付していても、サポート体勢はバッチリなので安心。
monologueのようなフリーペーパーやリトルプレスにとっては強い味方です。

いざ見学へ。
写真撮影NGでしたし軽めのレポートでお送りいたします。

まずは4階。PCがずらーっと並んだふつうのオフィスみたいなフロアに案内されました。
ここはいわゆるクリエイティブ部門。デザイン代行や原稿執筆、DTP作業が行われています。
入稿されてくるデータはユーザーの環境によって異なります。それらすべてに対応するために、あらゆるosやフォント、ソフトのバージョンを取り揃えています。まったく同じ環境で取り扱わないと恐ろしいトラブルのもと。骨の折れる作業です。

その隣の部屋は組版制作。通常の版のほか、廃水を出さない“水なし"版も取り扱っています。
そうそう、日経印刷さんは環境への取り組みにも積極的。
電力使用量の効率化はもちろん、グリーン調達といって自然にやさしい資材の導入など環境負荷に貢献し、経済産業大臣賞を受賞されました。

3階。ここは印刷行程のフロア。むせるようなインクのにおい!!これこれ!!
…ほんとうにむせるんですよ。



写真をお見せできないのが無念です。

いわゆる4色のインク抽出マシンが連なる印刷機の間を紙が高速で流れていきます。あっというまにカラー印刷のできあがり!!
オートマチックなようでいて、なにげに職人技なんですよ。ただ色を乗せるだけではなく、濃度やグレーバランスのコントロールは確かな目があってこそ。
品質の担保には経験がモノをいうわけです(monologueもとっても満足の出来♪)。

2階は加工・製本部門。広いフロアに機械の音が鳴り響き、ふと気づくとフォークリフトが迫ってきます。
ぼーっとしちゃいけませんよ。ここは危険がいっぱいなのです。


まずこわいのが裁断機。印刷された一定の枚数(1000枚単位)用紙をギロチンのような刃で上から一気に裁断します。
鋭くて、重くて、素早いので、人の腕は一瞬で切り落とされてしまうそうです。見てるだけでこわい…。
そんな危険な作業を慣れた手つきでこなす人がいて、恐怖が尊敬で上書きされてしまいました。カッコいいです。

そのあとは折り機や無線・中綴じマシンなどを見学。紙が本になっていく様子はちょっと胸が熱く…。

1階は梱包・発送などの最終フェーズを担う場所。
ここからmonologueもやってきたんだなあと思うと沁み入るものがあります。

かなりはしょりましたが、とても勉強になりました。
とくに働いている人たちがロジスティックではなく、試行錯誤を重ねている様子がそこここに見られたのが一番のおみやげです。
改善点をひとりひとりが提案して壁に貼り出してあったり、現場から出たというアツいモットーが掲げられていたり。
「標準とは改善の最大の武器である」と大きく貼り出された提言にはグッときました。

本は著者や編集のように奥付に掲載される名前の数より、かなり多くの人の手がかかっていることを改めて考えさせられました。
本当に感謝しなければいけません。ありがとうございます。

と、いうわけでmonologue Vol.4もよろしくお願いします!
すでに次号の制作もちゃくちゃくと進んでいるのであります


最後に日経印刷さんのオフィスから見た外の風景。
よく見えないけど荒川がすぐそこに。




2014年3月4日火曜日

ラジオのこと

応援してくださるあたたかい人たちのおかげで、
すこしずつフリーペーパー『monologue』、広がりはじめています。

がんばってね!とお声がけしてくださる方もいれば、
次はこうした方がいいとアドバイスしてくださる人もいたり。
表現不足で「?」というリアクションもあったり(す、すみませ…)。

とりわけ印象的だった言葉は「待ってたよ」でした。
4年3ヶ月もぐうぐう寝ていたmonologueを覚えていただいたのは、うれしい驚きでした。本当にうれしいなあ!

しかし!まだまだ営業せなあきまへん。
まだ手にとっていただきたい人はたくさんいるのです。あなたもね!



ここで、Vol.3についてすこしお話させてください。
メインテーマは『時間』。そして『と、それぞれのBGM』。BGM〜?

時間という揺るぎないくせに不公平で、あるときとそのときの感じ方がブレブレな事象は他にないと思いませんか?
おそらく私の13:30とほかの誰かの13:30はまったくちがうんです。不安にさせたり、惜しく思わせたり、意地悪ですね時間てやつは

そんな(私たちにとって)勝手な時間を、確実につなぐ何かはないだろうかと思案しました。
そして、たったひとつだけ思いついたのがラジオだったのです。

適度にアラがあって、発信元と聴き手の距離が近くて、ほかの誰かと同じ時間を共有している感じはたまらないものがあります。
そしてとどめておけない生の情報は儚くて、だからこそ「あのときの時間」として記憶に強烈に刻み込まれるのです。
時を経て、「あのときの時間」をほかの誰かが覚えていることがわかったら…うれしいですよね!!

ラジオは強い。敬意をこめて、時間ごとに放送されている(であろう)ラジオ番組を作りました。
できればmonologueを見ながら聞いてほしいのですが、なるべく多くの人に知っていただきたいのでチャンネルを載せます。
「そうそう、この時間帯にはこんなラジオ聞くよね」。そう思っていただければ幸いです。
http://www.youtube.com/user/monologue2009




現在発売中のBRUTUSの言葉を借りるなら「ラジオは時間と心に句読点を打ってくれる」。
みんな、ラジオきいてね!!

今後、ラジオはmonologueの重要なコンテンツになります。
紙とネットラジオ、もしかしたらその他のなにか。
ワクワクしてもらえるような、にぎやかなフリーペーパーになろうと思います。


2014年3月2日日曜日

monologueゲット大作戦その4〜たくさんの未知数にあえる場所<ONLY FREEPAPER>

フリーペーパーしかない…!?
ほんとうにそんなところがあるのか…?



ほんとうだ!フリーペーパーがたくさん置いてある!


monologueも混ぜてもらうべく、渋谷パルコpart.1にうかがいました。
そのお店の名は『ONLY FREEPAPER』。潔いです。「フリーペーパーだけ」。

置いてあるフリーペーパーはアートやローカルやバラエティに富んでいて、体裁もそれぞれ思い思いのもの。
あ、フリーペーパーの「フリー」って自由って意味なのか!?

それにとってもクォリティが高い。たじたじしちゃう…。



でも、さっそく置いてもらっちゃった♪


世の中には、たくさんの素敵なフリーペーパーがあって、その数だけ発信したい人がいるのです。

それって元気だなって思うのです。元気って可能性そのものだと思いませんか?
ほら、言うじゃないですか「元気があれば何でもできる」って。

ぜひ足を運んでみてください。お気に入りの1冊を見つけて持ち帰ってください。
よかったらmonologueもおひとつどうぞ!!



ONLY FREEPAPER
渋谷区宇田川町15-1 パルコpert.1 4F
http://onlyfreepaper.com/