2014年6月28日土曜日

悲しいお知らせと、いまさらながらのありがとうな諸々(主にお仕事の)。

うわあああああん。
monologueVol.3&4の印刷をお願いしたユアプレスさんが8月29日をもって閉店とのことです。

良心的な価格設定と丁寧な対応。そして工場見学までさせていただきました。
↓工場見学についてはこちらから……
印刷工場へいってきました!【ひ・と・り・あ・そ・び ※ある意味】

ユアプレスさんのような印刷通販さんは、インディペンデントなzine作りをしている者にとっては、とてもありがたく、心強く、希望を叶えてくれる存在です。
とても悲しく寂しいです。大袈裟でなく喪失感で打ち拉がれています。

だけど、だけど、ありがとうございました、ユアプレスさん!
Vol.5の入稿には間に合わないと思いますが、Vol.3&4がとても素敵に仕上がったのはユアプレスさんのおかげでした。本当にお世話になりました!

くすん。

ここでひとつ、かねてからお話したいと思っていたことを。
個人的なことで恐縮ですが、monologue編集担当、出版業界に身を置いております。
編集としての業務に携わっていたこともありますが、その他の仕事に従事することも多々ありまして。

単行本の奥付や雑誌のクレジットに名前が載る人以外にもたくさんの仕事があります。

たとえば印刷所の人。中吊りや新聞広告などの宣伝物を作る人。そして誤字脱字その他チェックをする校閲と呼ばれる人。そのほかにもたくさんの人の手と目を通して本は書店に並びます。

映画のようにエンドロールに名前が連なればいいのに、と思うことがあります。
彼らの仕事をもっともっと知ってもらって評価されてほしいのに。

だってもしかしたら編集以上にフェアでプロフェッショナルでストイックかもしれません。
華やかに活躍する(ように見える)編集と同じくらいハードな仕事を黙々とこなしています。カッコいいです。超シビれます。

このmonologueにも、真心こめてコラムを書いてくれた仲間たちや、いろんなアイディアを考えてくれるデザイナー、にぎやかに彩ってくれるラジオスタッフがいて作られています。

このほか、ユアプレスさんのように親身になってくれた方もいたのでした。
この場を借りてお礼を申し上げます!もちろん、今までお世話になったみなさんにも。

ちょっとマジメなお話でした。


2014年6月20日金曜日

monologueゲット大作戦その6〜ビールの聖地in茅ヶ崎に上陸!<beer cafe HOPMAN>

えー、神奈川のみなさんこんにちは!
monologueが茅ヶ崎に上陸です!

HOPMANさん、こんにちは!

なにかとビールの周辺をうろつくmonologue。
こちらHOPMANさんもとっても魅力的なビアバーです。

なにせ日本中の個性的なクラフトビールを最大で30タップもご用意してるのですから!
えー!飲みきれないじゃないですかー!

どれにしようか迷うところもクラフトビールの楽しみ方。
どうしても決められなかったら、気さくなスタッフに尋ねるのがいちばん。
おもわぬ未知との遭遇だってあるかもしれませんよ。ビールって奥が深い!

ゆっくりグラスをかたむけながら、その片手にmonologueでもいかがですか。

あ、monologueの意味は“ひとりごと”。
テーマや記事について、それぞれの思いを巡らせていただけることが我々の理想なのかもしれません。


それにしてもビール飲みたいなあ!


beer cafe HOPMAN
神奈川県茅ヶ崎市十間坂1-1-23 サンライヅ湘南 2F
15:00 - 25:00
不定休
http://hopman.seesaa.net/



2014年6月16日月曜日

【Vol.4絶賛配布中!】そしてアーカイブもどうぞ。

Vol.4(香り号)が届いて2日…。
絶賛配布中でございます。

ノロノロ発信のmonologue。
長く愛していただければ幸いです。

さて、はやくも置いていただいている場所がありますのでお礼を兼ねてご紹介。

まずは池袋エールハウス
ここはmonologueが生まれた場所です。

いい音楽と個性的なたくさんのクラフトビールが自慢のお店。
monologue片手にとっておきのビールを飲みにきてほしいです!
★http://www.alehouse.jp/

*****

そして渋谷からいつもフェアな視点で応援してくれる渋谷の古書店 Flying Books


ここに漂っているのはなにか起きるんじゃないかという“予感”!
そんな場所にmonologueを置いてもらえるとは……気をひきしめないと!
★Flying Books

ちなみにFBが運営する音楽レーベルのアーティスト・小林大吾が4年ぶりのアルバムを発表しました。
どこにもないオリジナルな言葉と音の体験ができる圧倒的な作品です。チェックです。試聴も可!
http://www.wildpinocchio.com/


そして、そして。
まだまだ届かない方にはバックナンバーを見ていただきたい!
monologue archives Vol.0~3

これまでのmonologueがマイペースに、そして全力でやってきた作品たち。
もう一度いいます。どうぞ、 長く愛してくださいませ♪




2014年6月14日土曜日

【Vol.4WEEK!】佐川急便さんありがとう!

VOL.4、届きました。
とりいそぎご報告まで。

さあ、いそいでお届け活動です。


2014年6月13日金曜日

【Vol.4WEEK!】香りの作用〜編集後記にかえて

VOL.4WEEK!もネタ切れなので…。
なんとなく日々感じている香りの話でもしゃべくります。

ある特定のカテゴリーの場所にある特有の香りってありますよね。
たとえば本屋。
あのインクと紙の香りをかぐと、ああ本屋に来たんだなあって思うのです。
外との隔たりを強く感じるというか。それは書店の規模関係なく。
気分がほんのり明るくなるので、本屋がすきなんだと香りで気づかされるのでした。

反対に苦手な香りがする場所もあります。
古着屋の独特の香り(わかります?)はなんとも居心地が悪い。
だってそこにあるお洋服ってなんだかプライドが高そうなんですもの(大袈裟な…)。

今回のコピー「香りにえぐられたこと、ある?」。
目に見えないし曖昧なのに、香りの作用はかなり大きい。
気持ちを上げたり下げたり不安定にさせる厄介なものなのかもしれない。
でも、やっぱり香りがない世界はつまらないですよね。

↑これ編集後記で書きたかったことだ!

それではまた明日。無事に納品できますように!










2014年6月12日木曜日

【Vol.4WEEK!】表紙解禁!ラインナップ解禁!

VOL.4に関する情報をなにひとつ公開していませんでした…。

お待たせ!表紙解禁です!

今回のデザインを担当してくださったmizutamaさん(VOL.0およびmonologueロゴも彼女作!)からデザインについての解説を。

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「今回“香り、について”というお題のmonologue Vol.4。
デザインコンセプトで直ぐにパッと浮かんだのは、香りから出現する色とりどりの淡い愁いのcolorイメージ。
中面も、デザインやストーリーから様々な香りのデザインが浮かんでいます。お楽しみに〜」

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カラフルなのにどこか曖昧で漂うような空気感は、つかみどころのない“香り”をバッチリ表現。
これまでのmonologueにはなかった雰囲気。これでまたひとつ世界が広がったようです。

ナイスデザイン!グッジョブでございます。

そしてラインナップも公開!

▼index
【special contents「香り、について」】
- 香り、について
- 「文学と香り」
- 香りというサウダージ
- 映画という名の香水
- シクラメンのかほり
- 万人受けする香りについての考察byIPA研究所

【column】
<音楽レビュー>suezee suzukiのCDギャンブル
<コラム>空想BEER
<レシピ>kitchen DISCO
<コラム>今俺が適当に考えた格言


もうすぐお届けできます。あとすこし!


2014年6月11日水曜日

【Vol.4WEEK!】ビールにひとふり!…なにを?スパイスを!【ひ・と・り・あ・そ・び】

よし!香りで不快指数をふっとばそう!

思い立ったらすぐできる、おいしい香り遊びを思い出しました。
スパイス・オン・ビール!!






ビールはそれだけでおいしいものですが、スパイスを泡にパラッとさせて小粋なメイクアップをさせちゃいます。
ちょっとワクワクしますね。

というわけで、いくつかスパイスを泡にのっけてみました。
※泡のクォリティについては目を瞑ってくださいませ。

×シナモン



わりと自然にいけます。スッといけます。
シナモンは単体でオシャレな雰囲気を醸してくれますよ。


×クローブ




これはオススメ!もしかしたらすききらいあるかもしれません。
エキゾチックでセクシーでソワソワする非日常感…。サイコーです。


×ローズマリー



爽やかです。完全に別物になりました。鬱々した気持ちがふっとびます。
ただしちょっと強いので加減してください。


×チリパウダー



「えーっ」て言わないで!
刺激的な香りとピリピリ感。クセになりそう!でもピリピリするからほどほどにね。

これは楽しい!

弾ける泡にのってスパイスの香りが華やかに広がるのです。
ね、かんたんでしょ。

これはmonologueのコラム『空想ビール』でお馴染みのLovebeer代表・江口奈々さん、
そして『お酒とスパイスのカレー道場』木村さんから教わりました。
もっといろんなハーブやスパイスで試したい!クセになりそうです。


****Lovebeer****
個性的なクラフトビールを樽で通販。
これからのパーティシーズン、シャンパンもいいけどビールでラグジーにシュワっと。
オススメです。

****『お酒とスパイスのカレー道場』****
スパイスの伝道師が主宰するカレー道場。
定期的にお料理イベントも開催しています。
HPではレシピも掲載。…ああ。おなか減りますね。

2014年6月10日火曜日

【Vol.4WEEK!】絵画・meets・香り【ひ・と・り・あ・そ・び】





絵にも香りがあるんじゃないか?
眺めているだけで香りが広がっていくような気がする。そんな絵がある。

その香りを確かめたい。実在するものがないならせめて近しい香水をあてはめていきたい。

たとえばモネ『睡蓮』。
時間により光の受け方や色が変わる様は生き生きと美しい。
水面から立ちのぼる水蒸気をまといながら匂いたつ香りは蓮香オードパルファムのイメージだ。蓮を再現したその香りは瑞々しく生命感がある。


ドガ『エトワール』はどうだ。
下から人工的な光で照らされている踊り子の躍動には狂気すら感じる。
フェミニンな少女性と背徳感。当時抱えていたバレリーナの事情がすべて描かれているようだ。
苦悩を慰めるのは華やかな香りでなければならない。とすれば……ジョーマローン『レッドローズ』がぴったりだ。ローズやスミレがふんだんに使われた高貴な香り。それは実際には残酷さが増す。


すぐに香りのイメージが浮かんだのはリキテンシュタイン『ヘアリボンの少女』。
「漫画的」と評されるポップな印象は『ロリータ レンピカ』以外にない。悩ましげな表情と赤い唇、大きなリボンとデフォルメされた少女性には桃やバニラのむせるような甘い香りが似合う。夢見るようなボトルデザインも官能的だ。


ピンとくる香りを探すのが難しかったのが北斎の『凱風快晴』。
このタイトルの別名は「赤富士」。夏の季語でもある。
朝靄、蝉の声、赤富士から連想されるのは幼い頃の夏を思わせるノスタルジーなキーワード。
郷愁感の気分にはブルガリ『プチママン』がしっくりくる。シッカロールを思わせる穏やかで切ない香りだ。


最後にダ・ヴィンチ『モナ・リザ』。
有名すぎるこの名画。困った事に何の香りも思いつかない。
きっと時間が止まってしまったような静けさのせいだろう。
謎めいた世界はこちらの想像力では太刀打ちできないのだ。

絵画に向きあった時、嗅覚にも意識してみてはどうだろう。
もしかしたら視覚よりも正直なイメージが膨らむような気がする。

2014年6月9日月曜日

【Vol.4WEEK!】香りで世界中のハートをわしづかみ★【monologueのラジオコント】

香り。

その存在自体はとっても魅力的なもの。
でも、すべての人がすきな香りって……ありますか?

好みも様々、苦手な香りも案外多いもの。

しかしそれを覆す無茶なオーダーがIPA研究所に依頼されました。
AgentMCO「世の中のだれもが好きになる特別なパフュームを作って頂戴!」

そんな香りある!?
不可能にちがいない依頼にもあの教授は余裕しゃくしゃくです。




ちなみに香りの名は『万人受け』というらしいです。

monologue Vol.4にはホペランディ教授の香りについての論文も掲載!
Vol.4は6/14発行です。

▼IPA研究所01〜03もよろしくね★
IPA研究所01〜ハイブリッドな野菜を作りたいの
IPA研究所02〜ハロー、AgentMCO
IPA研究所03〜朝飯前って何時まで?

2014年6月6日金曜日

Vol.4、もうすぐ出ます!

気分アゲるためにとりいそぎヘッダー画像変えてみました。

Vol.4、もうすぐ皆さんにお届けできそうです。
ちなみに今回のデザインはヘッダーとまったく異なります。
お楽しみに!

****monologue Vol.4*****
「香り」って、何なんだろう。
たとえば春の香りと言われたら、何を想像する?
桜?緑?……それとも別の何か?

人の気分を上げたり下げたりするのに曖昧で、だれかと共有するのが難しいもの。
それでいて魅力的なもの。

「香り」って、結局何なんだろう。
それ、monologueが考えます。答えは…はたして出るのか、出す気はあるのか。
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